中上級者向け
私は、日々の生活の記録を付けるために受験生時代は毎日、日記をつけていました。不合格となってしまえば全てが無意味となるような二進法的な思考しかできない性質だったため、せめて日々何を思ったか、何をしてきたかくらいは蓄積していこうと考えてのこと…
ありがたいことに、ブログやtwitterをしていると受験生の方からご質問を頂くことが少なからずあります。今回の記事ではよく頂く質問をまとめてみました。よければ参考にしてください。 どこの予備校を利用していましたか? 1年目、択一の過去問は何周回しま…
// 過去の記事で、開示請求していた私の答案を公開しました。完璧な答案でなくとも合格は手に出来るという点を、受験生の方々に示すに寄与していれば幸いです。 www.2ztk4.com 記述問題の解き方についてはこちら www.2ztk4.com www.2ztk4.com 今回の記事では…
今回の記事では、平成29年度司法書士試験の不動産登記法、商業登記法の記述式答案用紙を公開します。 開示請求していた司法書士試験の記述答案が先日到着しました。10月13日に発信し31日に到着したので2週間強の期間を要しました。ちなみに、通知書には受付…
過去問を何周か回し始めて慣れてきたら、漫然と設問を解くだけでは知識の定着にはなるものの知識の増幅は計りにくくなっていきます。 そこで、過去問を解くときに覚えておけば、知識を増幅させることができるような視点をいくつか紹介します。
前回は、不動産登記法の記述問題の解き方を解体してみました。今回は、商業登記法の記述問題の解き方を解体してみます。 www.2ztk4.com 不登法に比べて幾分シンプルです。自分でも不登法と商登法で、こんなに解き方に差があったのかと改めて驚きました。 ①問…
時間の限られた司法書士筆記試験を攻略するコツは何でしょうか。 なるべく考えずに機械的に反射で問題を解けるようにしておくことではないかと、私は考えています。 そのためには、択一問題においては、過去問と条文と判例と先例でどれだけ精確な知識を蓄積…
今回の記事では、本試験までの勉強時間の記録を公開します。あくまでカウントしていた部分にはなりますが、一つの参考にして下さい。 なお、勉強時間を記録する有用性と、記録するためのアプリについてはこちらの記事を参照下さい。 www.2ztk4.com 年ごとの…
(2018年10月2日加筆修正) 先日の順位発表の記事は多くの方にアクセス頂き、さらに、twitterではお祝いの言葉を沢山頂戴しました。本当にありがとうございます。ようやく実感が湧いてきました。今までの全てが報われたような心持ちです。 今回の記事では、…
資格取得のために予備校の講座を検討したいと思う方にとって、もっとも知りたいことは「その講座に何人が受講して何人が合格したか」という点ではないでしょうか。 しかし、その情報を自社サイトやパンフレットに明示している予備校はそう多くはありません。…
民事訴訟法における、和解条項案の書面による受諾(264条)と裁判所等が定める和解条項(265条)は、受験生が混同しやすい論点です。司法書士試験過去問平成11年第5問肢(4)で出題されています。そこで今回は、訴訟上の和解の特殊な手続である、和解条項案の書面…
今回は、暗記を必要とする資格試験全ての受験生が活用できるツールのご紹介です。 Sponsored Link // 学生時代に、英単語を覚えるために一問一答の単語カードを活用した方は多いと思われます。市販のものをそのまま使う方もいれば、自分でオリジナルの単語カ…
司法書士試験では、不動産登記法における根抵当権の単元は最重要項と位置づけられます。択一ではほぼ毎年、記述では2〜3年に1回のペースで出題されております。 そのなかでも根抵当権の移転(全部譲渡、一部譲渡、分割譲渡、共有者の権利移転)は、択一問題…
前回、組織再編の登記事由と登記すべき事項を整理しました。 www.2ztk4.com 今回は、組織再編のうち吸収合併、吸収分割、株式交換の添付情報を整理します。 参考書や予備校のテキストでは、決議条件のみや債権者保護手続のみ、簡易手続・略式手続の条件のみ…
今回の記事では、司法書士試験における各科目の得点比率から、科目ごとの勉強時間の割合の目安を算出します。さらに、そこから一週間のスケジュールのモデルケースも考えます。 司法書士試験では11科目と科目数が多いため、特定の科目に偏って勉強していると…
意識高い系の司法書士受験生を目指すためには、受験勉強をこなしているだけでは足りません。 世の中の動き、社会的問題に常に目を見張らせ、それが法律とどう絡むのか、司法書士はどう絡めるのかを絶えず意識しておかなければなりません。試験に合格すること…
司法書士試験における会社法、商業登記法の「持分会社」の単元は、相当に範囲が広くて複雑です。会社法でも商業登記法でもほぼ毎年出題される範囲であるにも関わらず、受験生の正答率が低い単元です。 とはいっても、持分会社の単元は、理論的に難解なわけで…
民法の条文で、「みなす」「推定する」「みなすことができる」という文言が出てきます。それぞれ似たような語感ですが、その意味は全く異なりますので注意して学習を進めましょう。
司法書士試験と司法試験ではいくつかの科目が重複します。そこで、司法書士受験生は、司法試験の過去問まで手を伸ばすことで、点数の上乗せを計れるかということが今回の記事の焦点です。結論として、2年目以降の受験生でもし余力があれば、司法試験の過去問…
今回は、司法書士試験2年目以降の受験生は、法科大学院(ロースクール)ルートからの法曹(弁護士、検事、裁判官)も将来の選択肢として考えてみてはどうかという趣旨の記事です。 現在、法曹になるためには、司法試験に合格しなくてはなりません。そして、…
今回は、これから司法書士を目指すかどうか迷っている方、勉強を始めようと思っている方と、あるいは受験経験者で来年度以降の司法書士試験に向けて勉強を始めている方に向けた記事となります。
平成26年の会社法改正後の予備校のテキストのみでは、改正後の内容にすべて塗り替えて書き直されているため、どこが改正されたのか、という点がわかりにくいという難点があります。
商業登記法における組織再編の登記事由と登記すべき事項のややこしさったらないですね。住所が入るのか、日付が入るのか、日付は何の日か、入るならどこに入るのか、等。そのうえ、本試験の記述問題での出題頻度が高いときた。というわけで、図表にまとめて…
択一問題にて、知識や思考が足りず解答を誤ったときはまだ諦めもつきますが、正しいものを選ぶのか誤っているものを選ぶのかをうっかり誤って解答したときは悔やんでも悔やみ切れません。 それがために基準点に一問足りないという事態ともなれば、もう憤死し…
インデックス化するということは、目次をテキストの側面に貼り付けて、常に見られる状態にするということです。これによって、講義を聴いている最中でもテキストを読み進めているときでも、自分が「今、どこの、何を、勉強しているか」を常に脳に意識させな…
司法書士試験における不動産登記法の記述問題は、根抵当権の元本確定に始まり、元本確定に終わるといっても過言ではありません。 元本確定事由の有無、登記申請の有無の判断をしくじれば、その時点で登記申請の順番が狂い、壊滅的な減点に繋がりかねないため…
会社法って苦手だな、面白くないな、かったるいな、この世から消えればいいのにな。そんなことを思ったことはありませんか。私は常々そう思っていました。振り返れば受験において、会社法への苦手意識を克服することが一番大変だったかもしれません。なぜな…
司法書士試験は予備校のテキストを使用していれば、 わざわざ小難しい基本書(いわゆる学者本)を読む必要はないとされており、 もちろん、それで合格点を取ることも可能です。 それでも、この一冊だけは読んでおいた方がよいというものがあります。
答練や模試で記述問題の点数がなかなか伸びない、枠ズレが頻発するという方へお薦めの書籍を紹介。