司法書士試験の開示請求のやり方についてはこちらから。
認定考査の成績についてはこちらから
今回は認定考査試験の開示請求のやり方と開示された答案の紹介です。とは言ってもやり方は司法書士筆記試験の開示請求と全く同じです。開示請求書の保有個人情報欄(何を開示させるか)の記載を下記のよう変更するだけです。司法試験だと若干、請求書の様式が異なりますが。
司法書士試験
「●年度司法書士試験 筆記試験 午後の部 記述式答案用紙(第36問、第37問) (受験地:●、受験番号:●) 」
認定考査試験
「●年度簡裁訴訟代理等能力認定考査 解答用紙(受験地:●、受験番号:●)」
また、他の資格試験でも開示請求のやり方は基本的に同じです。宛先を変えるだけで事は足ります。土地家屋調査士試験、司法試験は宛先も同じ(法務省個人情報課)です。
行政書士試験
司法試験
税理士試験
公認会計士試験
なお、行政に対して個人情報の開示を請求することは、個人情報保護法にて定められている国民の権利でありますので、気兼ねなく活用しましょう。
ちなみに、保存期間は下記法務省見解によると、司法書士試験は試験実施日(7月初旬)からおおむね1年、請求可能の始期は筆記試験結果発表日(9月下旬)以降とあります。法務省の窓口に問い合わせたところ、認定考査の開示請求が可能となる時期もそれに準じて、9月の結果発表日以降であるでしょうとのことです。
Q3 司法書士試験・土地家屋調査士試験の答案用紙は,何年間,保存されているのですか。また,開示の請求はいつからすることができますか。A3 保存期間は,試験を実施した日からおおむね1年となります。開示の請求は,筆記試験結果発表後からすることができます。法務省:よくある質問 より抜粋
流れ
1.開示請求書の提出(郵送か窓口提出)
2.開示・不開示決定通知、開示の実施(30日以内)
これだけ。ね、簡単でしょう。
必要なもの
・開示請求書(収入印紙300円切手貼付)
・住民票の写し
・免許証、保険証のコピー
・送付用封筒
・返信用封筒(82円切手貼付)
なお、司法書士試験の場合は、返信用封筒に92円切手。10円多い。
開示請求書(見本)
書くだけ。簡単。収入印紙300円を忘れないよう。
開示請求書は、法務省WEBよりダウンロード可
((4) 開示,訂正,利用停止請求書)
宛先
108-8977
東京都千代田区霞が関1-1-1
法務省秘書課情報保護係
個人情報保護窓口宛
(赤字で記載)●年度簡裁訴訟代理等能力認定考査答案開示請求
司法書士試験なら、「●年度司法書士試験筆記試験答案開示請求」でよいでしょう。
郵送せず直接持ち込んでも構いません。
開示決定通知書
答案
開示決定通知書と一緒に送られてきます。この程度の悪文乱筆でも採点してくれるようです。
エビバディ、レッツ開示請求!開示請求をしまくってハッピーなライフを送ろう!
認定考査答案のテキストデータと振り返りはこちらをご参照のこと