下記、法務省が発表している平成30年度の認定考査の結果の概要です。ここ数年、合格率は6割台から5割台に右肩下がり、今年ついに4割台にまで落ち込みました。
平成30年度簡裁訴訟代理等能力認定考査
考査受験者数(A) 874名
認定者数(B) 377名
認定率(B/A) 43.1%
認定考査を受験するには、100時間余りある特別研修を無遅刻・無欠席で修了して認定証を得ることが要件にありますが、認定を受けた者の6割を不合格とするなら、特別研修に一体何の意義があるのだと思う方がいるのも致し方ありません。
平成30年度以降の司法書士試験合格者は、この認定率の低さを見越し、各研修と並行して予備校の認定考査対策を受講しておくのも一つの手かもしれません。
◆LEC 認定考査対策 スケジュール
(画像をクリックすると、LEC の認定考査対策のページに飛びます)
◆伊藤塾 認定考査対策 スケジュール
(画像をクリックすると、伊藤塾の 認定考査対策のページに飛びます)
しかしスケジュールを見てみると、最終合格発表直後からインプットを始めろとありますね、これはしんどい。こんなに早く始めても燃え尽きるだけでしょう。認定考査の試験前の1〜2ヶ月、本気を出せばそれで済みます。そして特別研修中は毎日飲んでて大丈夫です。
さて本題に入ります。認定考査の合格発表から1ヶ月弱、平成30年度の認定考査の成績が届きました。
なお、成績通知は、司法書士本試験とは異なり希望者にしか配布されません。とはいっても認定考査の受験時にもらう用紙を合格発表後に提出するだけですので簡単です。
なんてシンプルな紙なのでしょう。結果は70点中の50点。でたらめなことを書き殴っていた割りには点があったなという印象です。どれくらいの立ち位置かというと、
874人中135位、上位17.2%との結果でした。ちゃんちゃん。
(私の回答はこちら)
(認定考査対策はこちら)
ちなみに私は、認定考査対策にはこれと過去問だけやりました。