どれだけ現代人は髪の毛に囚われているか思いを馳せたことはありますか。
美容院・床屋に行く時間、そこで待つ時間、切られる時間、帰る時間
髪をシャンプー・トリートメントで洗う時間、すすぐ時間
風呂上がりに髪をタオル・ドライヤーで乾かす時間
寝起き、外出前に整髪剤を使ってセットする時間
我々は毎日毎日なんて非生産的なことを習慣的に繰り返しているのでしょうか。一分でも一秒でも受験勉強に費やしたい立場であるはずなのに。
それぞれに費やす時間を少なめに見積もってみましょう。
散髪は3ヶ月に1回、行きと帰りも含めて2時間かかるとすると、年間にして8時間。
洗髪、乾燥、整髪をそれぞれ毎日5分とすると、1日の合計は15分で、
月450分(7時間半)となり、年間にして90時間。
髪に費やす時間は、合計にして年間およそ98時間にものぼるのです。
司法書士試験なら択一過去問を一巡くらいは優に回せそうですね。
しかし、これらの無駄な時間を極限まで圧縮できる方法があるのです。
そう、頭を丸めて坊主にすることです。
坊主にすれば、バリカンで頭を刈る時間とバリカンを洗う時間だけ費やせば済むようになります。頭を洗うのも頭を拭くのも一瞬。美容院・床屋に行く時間も髪をセットする時間も省けます。
なおかつ、散髪代やシャンプー・リンス・整髪料・育毛剤の費用、ドライヤーにかかる電気代に費やしていた金銭までも浮きます。つまり、毛髪をカットすることによって時間もお金もカットできるわけですね。浮いた時間とお金は、勉強にでも余暇にでも女房にでも好きに使えばよいでしょう。
また、髪を落とすことで、四六時中苛立っていた気持ちや邪念・煩悩のようなものがすとんと削がれ、明鏡止水、菩薩のような穏やかな気持ちで、以後勉学に存分に集中することができるようになります。雑念に邪魔され集中力を保てない人ほど推奨される髪型でもあります。
「ま、君はええけど、僕みたいなイケメンに坊主は無理やで、モテんようなるし」と仰せになる殿方もなかにはいらっしゃるかもしれませんが、昨今、中途半端にぼさぼさ伸びた髪にワックスをベタベタつけた岩海苔のごときヘアーより、丸刈りの方が清潔感があって無骨で男らしくって愛らしい、愛おしい、アパホテルででも抱かれたい、という女性が増えているとかいないとか。おそらく頭部から性器を連想してしまうためでしょう。嘘だと思うなら坊主にして錦糸町のフィリピンパブに行ってみて下さい。
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真面目な話をすると、解らない問題があったり、イライラしたときに、頭を掻いてしまう癖がある人なんかは頭皮を慢性的に傷つけているので、坊主にしてしまった方が、衛生的にも精神的にもよいでしょう。寝起きの枕元や排水口の毛髪の量を見て絶望することもなくなります。
まとめると、坊主にする利点は大きく3つあります。時間、お金、集中力です。時間を捻出したい、お金を節約したい、集中力を高めたいという人はぜひトライしてみて下さい。あまりの快適さに世界が変わります。
なお、女性の場合は、世を捨てた女流作家か恋愛の禁を破ったアイドルかとあらぬ嫌疑をかけられるためお薦めしません。