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意識高い系の司法書士受験生になるために読んでおきたい雑誌

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意識高い系の司法書士受験生を目指すためには、受験勉強をこなしているだけでは足りません。
 
世の中の動き、社会的問題に常に目を見張らせ、それが法律とどう絡むのか、司法書士はどう絡めるのかを絶えず意識しておかなければなりません。試験に合格することがゴールではなく、司法書士として何を成すのか、成し遂げるのか、受験生時代からそこまで考えているものこそが、真の意識高い系の司法書士受験生となれるのです。毎週、漫画ゴラクでミナミの帝王を読んでいるだけでは足りないのです。私の事です。
 
そこで、今回はそのような高い意識を涵養するに最適な雑誌を紹介します。

 

『月報 司法書士』

 
月報司法書士とは、司法書士制度、法律実務、法律(法令・判例・通達)、経済及び社会問題等に関する記事を主たる内容とし、司法書士会員向けの機関紙であるばかりでなく、司法書士界より広く社会に向けて発信する広報誌としての性格も併せ持つ月刊誌です。
   
引用:日本書士会連合会ホームページより
 
日本書士会連合会が公式に出版しており、年間(12冊)3000円(送料、消費税込み)で定期購読が出来ます。司法書士登録している方には事務所に毎月送付されます。一部のマニアにとっては、「懲戒処分事例の公表」が一番の人気コンテンツだとか。
 
嬉しいことに、ホームページでバックナンバーの一部を無料で閲覧できます。
 
どんな記事があるのでしょうか。興味深かったものを一部紹介します。
 

月報 司法書士 2017年5月号

 新たな登記法研究会への期待―相続未登記問題の解決に向けて― 
/国土交通省政策統括官 舘 逸志
 
夫婦別姓訴訟の憲法的考察 /首都大学東京教授 木村 草太
 
法務省からのお知らせ/法定相続情報証明制度が始まります。
 
成年後見制度利用促進基本計画について
第1 回「成年後見制度利用促進基本計画とこれからの成年後見実務」
/公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート理事長 多田 宏治
 
総合研究所憲法研究部会紹介 ~憲法と司法書士のかかわりについての検討~ 
/司法書士総合研究所 憲法研究部会主任研究員 世古 英樹

 

月報 司法書士 2017年4月号

簡易裁判所において司法書士に期待される役割
/最高裁判所事務総局民事局長兼行政局長 平田 豊
 
司法ソーシャルワークと司法書士の役割/立教大学法学部法学科教授 濱野 亮
 
後見開始等申立て事件と民事法律扶助/京都司法書士会 中野 篤子
 
市民公開シンポジウム「素敵な老後、家族の笑顔のために考えよう!
~相続・成年後見の活用方法~」
 
 

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実は、受験勉強にも繋がりそうな記事も多くあります。

 
最近の本試験では、最新の法改正や判例が急所の問題になる傾向にあるので、受験勉強用のテキストだけでなく、こうした生きた媒体からも情報を仕入れておきましょう。