平時の勉強においても、模試や本試験での記述問題の検討においても、司法書士試験にある長ったらしい用語を馬鹿真面目に丸々写していると、腱鞘炎になること請け合いです。どんどん略字を使っていきましょう。
(例)
譲渡制限株式(そのまま書くと10.7秒…)
↓
JS(略字を使うと1.5秒に!)
なんと10分の1の時短になりました!笑
略字を使うことで、書く時間だけでなく読む時間も減らしていくことができます。特に、会社法や商業登記法において効果を発揮します。「全部取得条項付種類株式」なんて長ったらしい用語も「ZSJ」とか適当に略語で変換していくことで、教科書でも問題文でも読み進めやすくなっていきます。
略字を使った時短の蓄積で、勉強時間も余暇もわずかながら増えていきますし、1分1秒を争う本試験の午後の記述問題において、回答時間を捻出することができます。
なるべく、勉強段階の早くから略字を作っておいた方がいいでしょう。それは、早ければ早いほど略字とその略字の本来の意味が直結してくるからであり、逆に、直前期に思いつきで略字を定めると、たとえば、「SJ????自分で書いたけどなんだっけ?センチメンタル・ジャーニー?ちゃうわ、債権譲渡か」といった具合に逆に時間を浪費してしまう愚行に繋がり兼ねないからです。
私は、芸能人のDAIGO方式で、用語をローマ字にして適当に頭文字を取って略語を作っていました。使っていた略字を紹介しますので、フィーリングが合うものは使ってみて下さい。
◎会社法・商業登記法
譲渡制限株式→JS (Jouto Seigen)
取得請求権付株式→SS (Shutoku Seikyuken)
取得条項付株式→SJ (Shutoku Joko)
全部取得条項付株式→ZSJ (Zenbu Shutoku Joko)
募集株式発行→BKH(Boshu Kabusiki Hakko)
新株予約権発行→SKY (Sin Kabu Yoyakuken)
株主総会議事録→カ)ギジ
取締役会議事録会→ト)ギジ
就任承諾書→SS (Shunin Shodakusho)
本人確認証明書→ID
会社法人等番号→No.
〜を援用する→〜en
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◎不動産登記法
登記原因証明情報→g
※げ(ge)んいん
登記識別情報→s
※し(shi)きべつ
印鑑証明書→i
※い(i)んかん
住所証明情報→j
※じゅう(jyuu)しょ
代理権限証明情報→d
※だ(da)いり
会社法人等番号→N
※ナンバー(NO.)
所有権保存→所ホ
所有権移転→所e
所有権変更→所h
所有権更正→所k
所有権抹消→所m
ついつい模試や答練、本試験で略字のまま、答案を書いてしまわないように気をつけてください。
他に、こんな略字を使ってるよ、使ってたよ、というものがあれば、コメント欄やtwitterで教えて下さい(゚∀゚)